【2023年 プーンヒル 2泊3日】ヒマラヤの自然以外の魅力も!歩いたルートを写真たっぷりで紹介

アンナプルナ自然保護地区で短期間で行けるトレッキングとして、最も人気のあるルートのひとつが「プーンヒル」。2023年9月に2泊3日で歩いたルートを写真たっぷりで詳しく説明します。

この記事を読むと
  • 2泊3日でプーンヒルに行くことができます
  • トレッキングする際の注意点が分かります
  • 乗合ジープの乗り場に行けます

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プーンヒルとは

プーンヒル(Poon Hill)は、雲や霧がなく晴れていれば、アンナプルナ山群のパノラマが見える絶景スポットです。標高8,167mのダウラギリ(世界で7番目に高い山)や、標高8,091mのアンナプルナ(世界で10番目に高い山)など、世界有数の高峰の壮大な眺めを楽しむことができます。

地図の右上の青線で囲った部分が8,000m級のアンナプルナ山群です。観光都市「ポカラ」から、これらヒマラヤ山脈を見ることもできますが、短期間のトレッキングで行くことができる「プーンヒル」は、さらに間近で迫力あるヒマラヤを体験することができ人気です。

プーンヒルに行くベストシーズンや最短1泊2日で行く方法などは、別記事にまとめています。

4~5日の時間が取れるのであれば、ヒマラヤがすぐ目の前に迫る大展望のマルディヒマールのトレッキングもおすすめです。詳しくは、こちらの記事で紹介しています。

2泊3日でプーンヒルへトレッキング

私は毎日2~6時間歩き、2泊3日でプーンヒルを目指しトレッキングをしました。トレッキングのスタートは乗合ジープで行くことができるガンドルック(Ghandruk)の先にある村、ゴールはウレリ(Ulleri)です。

ツアーに参加すると、ウレリをスタート地点にするものが多いですが、ポカラの旅行代理店でもらったアドバイスに従い、私はガンドルックをスタート地点としました。ゴレパニからウレリの高低差が最も辛かったので、私には左回りルートが合っていました。

【トレッキング1日目】ポカラからタダパニへ

7:30 ガンドルック行の乗合ジープ乗り場に到着
8:00 ポカラを出発
11:00 乗合ジープの最終着地に到着
12:30 村の食堂でランチ後に出発
14:45 タダパニ到着

夜通し降った雨で、水たまりだらけ

ポカラの宿からガンドルック行の乗合ジープ乗り場まで、配車アプリ「in Drive」を利用して移動します。夜通し雨が降り心配していましたが、朝には小降りに。街からはマチャプチャレがきれいに見え、トレッキングの天候に明るい兆しを感じました。

2023年9月末にトレッキングをした際、例年は終わっているはずの雨季が長引いていました。。

山道を物凄い馬力で登るジープ

ガンドルック行の乗合ジープは、人が集まったら出発するシステムのようで、私は運よく30分ほどして出発しました。ジープは1台6,000ネパールルピーで乗車人数で割ります。当日はネパール人2人と外国人3人の計5人だったので、1人1,200ネパールルピー(1,300円)でした。

ガンドルック行きのバス

ポカラから3時間ほど走るとジープはガンドルックに到着。途中、バスとすれ違いましたが、このバスがどうやってガンドルックまで行ったのか不思議になるほど山道は荒々しいです。バスでもガンドルックまで行けますが、この後のトレッキングを考えると、体への負荷が少ない + 所要時間が短い乗合ジープ利用が賢明です。

乗合ジープの最終着地は、ガンドルックから先にある村(名前は不明)。乗客の希望があれば連れて行ってくれます。私の乗合ジープの乗客全員がガンドルックで下りず最終着地までを希望、追加で300ネパールルピーほど払いました。

雨は降っていませんでしたが、濃霧で視界は良くありません。山道には大きな岩もあり、揺れで体が浮き上がるほど険しく、ガンドルックから先はバスでは行けないのも納得です。

地元の人は傘をさして歩いていました

ガイド無しでトレッキングすることを決めていた私は、運良く一人になることなく、乗合ジープの最終着地からタダパニに住むネパール人女性と一緒に歩くことができました。最終着地の村でランチを食べ、歩き始める頃には小雨が降り始めていました。

村を抜けるとすぐに森のトレイルに入ります。

晴れていれば、ところどころでアンナプルナやマチャプチャレを望みながらタダパニを目指すトレイルのはずが生憎の天気。

でも、森にとっては恵みの雨です。コケやシダが青々と茂り、霧の効果でとても幻想的!

時に花が咲いていたり、

荷物を運ぶ馬のキャラパンに出会ったりしました。雨季の森の美しさに感動していると、2時間強のトレッキングはあっという間でしたが、宿に着くと小雨交じりのぬかるんだトレイルを歩いたせいでクタクタでした。

ガンドルック(標高1,940m)とタダパニ(標高2,721m)の標高差は約800mあり、歩くと5時間ほど。乗合ジープで最終着地まで行かず、ガンドルックから歩いていたら結構大変だったと思います。

Hotel Magnificent

トレッキングのスタート地点から一緒に歩いてきたネパール人は、タダパニに着くと「Hotel Magnificent」へ。なんと彼女はこの宿のオーナーだったのです。ここまで一緒に歩いてくれたこともあり、この日はここで宿泊することに。

Hotel Magnificentは、タダパニの村の一番高い所にある簡素なゲストハウス。美味しい食事、ホットシャワーがあり、フレンドリーなスタッフで居心地は悪くなかったのですが、宿が高地にあるため、山の景色はもう少し下の方が良さそうでした。

その後、トレッキング中に出会ったネパール人は、少し低い位置にある別の宿「Hotel Superview」に泊まっていました。写真を見せてもらいましたが、こちらからの眺めの方が良かったです。

雨期の森歩きで気を付けないといけないのが「ヒル」です。ヒルは、ネパール語でジュカ、英語でリーチと呼ばれ、乾季にはいなくなるそうです。日本のヒルと異なり、写真のように長細い形をしていて、葉や地面にたくさんいます。

葉っぱにくっついたヒル

対策としてポカラで購入した虫除けを塗っていましたが効果はなく、宿について靴を脱ぐと5か所ほど吸血されていました。。

肌を出していなくとも、いつの間にか靴や服の下に入り込んでいるので、定期的に確認をしながら歩くしかありません。血を吸うと勝手に剥がれ落ちます。吸血されて少ししたら血が止まるので、特に処置は必要ないそうです。

【トレッキング2日目】ゴレパニまで6時間のトレッキング

8:00 タダパニ出発
※途中に休憩2回(1時間ほど)
15:00 ゴレパニ到着

2日目は、タダパニから約8km離れたゴレパニを目指して歩きます。

初日の夜も雨が降り続けていたものの、日が昇る頃には雨があがっていました。

念願のマチャプチャレをきれいに見ることができ、朝からハッピー!

タダパニの宿を出発する頃には曇り空に。山の天気はすぐに変わります。

タダパニを出てすぐに登り階段が始まります。大きなグループが前を歩いていました。グループの最後を歩くガイドと話してみると、目的地は同じゴレパニとのこと。

グループに付いて歩き始めましたが、5分、15分…と、石段を登っても登っても終わりがなかなか見えず、だんだんグループと歩くのも難しくなりました。グループのガイドは私を気にかけながら歩いてくれましたが、先に行ってもらいました。

石段の途中で休憩していると、すごい勢いで登ってきたネパール人のグループと出会いました。私が一人で歩いているのを知り、一緒にトレッキングをしようと提案してくれました。彼らに励ましてもらいながら、長い長い石段を何とか登りきることができました。

尾根沿いを歩き、登ったり少し下ったりを繰り返し、村をいくつか通り抜けます。この日は、曇りになったり晴れになったりの不安定な天気。ヒルがくっついていないか確認しながら、緑の中を歩きます。

タダパニから4時間ほど歩くと、2日目のトレイルの最高地点に到着。木が減り、視界が開けはじめます。

ピークを過ぎると、ゴレパニまで長い石段を下ります。霧がなく晴れていれば、アンナプルナ山群がきれいに見えるはずのトレイル。山の一部でさえも見える様子もなく、霧で何も見えないのが残念で仕方ありません。。

ゴレパニの村の入り口に立つゲートを通ると、民家や宿が見え始めます。

Hotel Super view

この日は近代的なホテル「Hotel Super view」に宿泊することに。バスルーム付の部屋には充電ポートがあり、コンクリート壁でプライベートが保たれ居心地は抜群でした!フレンドリーなスタッフに美味しい食事、寒さに問題がなければ、数日ゆっくりするのもいいと思いました。

宿のテラス

Hotel Super viewは、アンナプルナ山群を正面に建っており、晴れていればテラスからの眺めは絶景のはず(!)晴れ間を見ることも時折ありましたが、結局、最後まで山をきれいに見ることは叶わずでした。

日が暮れると一気に寒くなり、暖かい薪ストーブにトレッカーが集まり情報交換が始まります。この日に泊まる人はみな翌朝のプーンヒルを目指すとのこと。話題の中心はもちろん天気。晴れを願いながら早めに就寝します。

【トレッキング3日目】絶景を目指してプーンヒル、そしてポカラへ

5:00 宿を出発し、1時間ほどでプーンヒル到着
7:00 プーンヒルから宿に戻る
8:00 ゴレパニの宿を出発
12:15 ウレリ到着
12:30 ウレリからジープ出発
15:30 ポカラ到着

3日目は、早朝にプーンヒルに行った後、ゴレパニから約8km離れたウレリを目指します。

プーンヒルに続く石段

朝目覚めると、夜通し降っていた雨は止んでいました!ただ、外が真っ暗なため霧があるかは確認できません。一縷の望みをかけてプーンヒルを目指すことにしました。

泊まったHotel Super viewの前の道は、プーンヒルに続いています。よく整備されており、頂上までずっと石段です。サンライズを目指す場合は、夜明け前から歩き始めるのでヘッドライトが要ります。

ゲートで150ネパールルピー(160円)を支払う必要があります。また、頂上にはホットティーを購入できる屋台があるので現金を忘れずに。頂上にトイレもあります。

夜明けのプーンヒルは、白銀のヒマラヤが陽を浴びて紅く輝やいていく様は神々しささえ感じる絶景だそうです!その絶景を見たくて私もプーンヒルを訪れましたが、写真のように残念ながら天気に恵まれず何も見ることができませんでした。。

アンナプルナ山群を臨む展望台

ここまで真っ白だとぐうの音も出ません。。
私が見たかった絶景は、Google mapでたくさん共有されています。地図の左上にある「拡大地図を表示」をクリックすると画像を見ることができます。

プーンヒルから戻り朝食を食べた後、荷物をまとめてウレリを目指して出発します。

ゴレパニからウレリは、なだらかな下り道や石段で歩きやすいですが、800mほどの高低差があります。

いくつかの川を渡り、

ガイドが渡り石をきれいに並べていました

時に大きな川も渡りながら、

山に住む地元の人を見かけながら、

ウレリ

ウレリの村を目指して4時間ほど歩きます。ウレリには、乗合ジープの乗り場はありません。ウレリからジープに乗りたい際は、ウレリからトレッキングを始める人たちがポカラから乗ってきたジープを拾うしかありません。

落石の手前に停まるジープ

ウレリの村を通るトレイル沿いに歩いて行くと、大きな石が落石した場所があり、その向こうにジープが数台停まっています。ここがジープが来れる最終地点です。ポカラからトレッカーを乗せて来たジープは、ここでUターンをし乗客無しでポカラに戻ります。

私たちはこのジープの運転手と値段交渉して、ポカラまで戻りました。ガンドルック行の乗合ジープは1台6,000ネパールルピーだったので、それを目安に交渉しました。

ポカラまでの帰る山道もなかなか険しかったです。大きな川を渡り、車1台しか通れない細い道を対向車と譲りあいながら進みます。

車窓からの風景は素晴らしく、山肌につくられた棚田や収穫間近の作物、そして道沿いの村に住む人々の生活を垣間見ることもできました。

ウレリを出発して、3時間ほどでポカラに到着しました。

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アンナプルナ自然保護地区で人気の「プーンヒル」のルートを、写真たっぷりで紹介しました。トレッキング中は残念ながら天気に恵まれませんでしたが、たくさんの出会いがあり、霧立ち込める深緑の森など雨季ならではの景色を見ることができ、大満足のトレッキングでした。

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