2023年に2週間かけてパタゴニアを旅した際、主にバスで移動しました。バスの時刻表の確認方法、チケット購入方法や移動のポイントをまとめました。
人気路線や、交通の便が悪い路線など、パタゴニアのバス移動は注意が必要です!
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私が2週間かけて周遊したルート
私はチリの「サンティアゴ」から「プンタ・アレーナス」に飛び、パタゴニアの観光スポットを4か所巡り、「バルマゼダ空港」から飛行機で「サンティアゴ」へ戻りました。
「プエルト・ナタレス」から「ペリート・モレノ」までは順調にバス移動できましたが、「ペリート・モレノ」以降は極端に交通の便が悪くなり、移動に苦戦しました。
「プンタ・アレーナス空港」から、「プエルト・ナタレス」の移動
「プンタ・アレーナス空港」は、パイネ国立公園の拠点の町「プエルト・ナタレス」にアクセスできる空港です。空港からプエルト・ナタレスにバスで行く人は、必ず事前予約してから飛行機に乗ってください。
私は、サンティアゴから空路でプンタ・アレーナス空港に到着しました。空港到着後、バスのチケット売場がないことを知ったり、タクシー運転手にバスは来ないと嘘をつかれたり、、小さな空港で無駄に時間を過ごしてしまいました。
空港に来るバスは、以下の2社が1~2時間おきで運航しています。また、始発は空港でないため大抵混んでいます。スペイン語のみのサイトもあるので、空港に着いてからではなく、事前予約を強くお勧めします!バスは、到着予定時刻から1時間以上あけて予約した方がいいと思います。
以下に空港のWifiパスワードを貼っておきますが、今後変更される可能性があるため空港のインフォメーションデスクに行き、最新のWifiのパスワードを教えてもらってください。電波は非常に弱かったです。
プエルト・ナタレス行のバス会社
「プエルト・ナタレス」のバスターミナル
バスターミナルから、宿やキャンピング用品レンタル店などが集まるセントロまで徒歩で15分ほど離れています。次の目的地のバスチケットは到着後すぐに購入した方が無駄がありません。インフォデスクでWifiのパスワードがもらえます。
「プエルト・ナタレス」から、「エル・カラファテ」の移動
私は先に紹介した「Bus Sur」社を利用しましたが、数社が運航しています。人気路線のため、早めの予約をおすすめします。私が乗ったバスは満席でした。私のバスはほぼ時間通りでしたが、チリからアルゼンチンの国境超えがあるため、バスの到着が遅れることはよくあるようです。
上のbusbudというサイトから時刻表の確認および事前購入が可能です。※「ORIGIN」は出発地、「DESTINATION」は目的地です。
「エル・カラファテ」のバスターミナル
宿が多く集まる街の中心地までは徒歩で20分ほど離れています。次の目的地のバスチケットは到着後すぐに購入した方が無駄がありません。
「エル・カラファテ」から、「エル・チャルテン」の移動
私は、旅友にエル・チャルテンまで乗せてもらったためバスは利用していません。下記に紹介する大手の「Chalten Travel」社など3社が運航しているようです。
人気路線のため、早めの予約をおすすめします。「エル・チャルテン」の町に近づくにつれ見える、フィッツロイをはじめとした山並みが絶景です。
バス2階の最前列から、迫力のパノラマビューが楽しめるよ
上のbusbudというサイトから時刻表の確認および事前購入が可能です。※「ORIGIN」は出発地、「DESTINATION」は目的地です。
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「エル・チャルテン」のバスターミナル
フィッツロイのトレッキング口近くに宿を取った人は、バスターミナルから宿まで徒歩で20~30分離れていると思います。次の目的地のバスチケットは到着後すぐに購入した方が無駄がありません。また、バスターミナル内に観光案内所があります。
「エル・チャルテン」から、「ペリート・モレノ」の移動
「エル・チャルテン」から、チリとの国境に近い町「ロス・アンティグオス」行きの夜行バスに乗り、「ペリート・モレノ」で途中下車しました。
「ロス・アンティグオス」行きは、「Marga Taqsa」と「Chalten Travel」という2社が運航しています。私はゆったり座れる「カマ」席がよかったため「Marga Taqsa」社のチケットを当日に購入しました。他路線と比べて需要が低いのか、バスは空席が結構ありました。
今回の4か月の南米で乗ったバスで唯一スナック(クッキーとサンドイッチ)が出ました。ブランケットはありませんでした。
ペリート・モレノ行のバス会社
※「Origen」は出発地、「Destino」は目的地です
「ペリート・モレノ」のバス停
「ペリート・モレノ」のバスターミナルではなく、赤い屋根の学校の前のバス停で降ろされました。バスターミナルは、宿が多く集まる街の中心地から離れているからかもしれません。以下地図の場所です。
なお、「ペリート・モレノ」のバスターミナルは以下の場所です。バスに乗る際はここに行きます。
「ペリート・モレノ」から、「チレ・チコ」の移動
私はバスを利用せず以下のように移動しました。
バスで行く際は、「ペリート・モレノ~ロス・アンティグオス」、そして「ロス・アンティグオス~チレ・チコ」という工程になります。アルゼンチンの国境の町「ロス・アンティグオス」で一度乗り換えです。
「ペリート・モレノ~ロス・アンティグオス」のバスは、先に紹介したbusbudから時刻表の確認ができます。また、上記の「ペリート・モレノ」のバスターミナルでもチケット購入できるはずです。
「ロス・アンティグオス~チレ・チコ」は、ネットで時刻表の確認ができませんが、うまく接続できる時間にローカルのバス会社が運航しているのではないかと思います。距離にして車で約15分ですが、特に入国審査が厳しいチリ入国がありますので時間はかかります。なお、「ロス・アンティグオス~チレ・チコ」の間にある、アルゼンチンとチリのイミグレーションの間が長いため徒歩はお勧めしません。
「チレ・チコ」のバスターミナル
「チレ・チコ」は小さな町で、バスターミナルは町の中にあります。
昼前にバスターミナルに到着しました。この日のコジャイケ行きのバス、およびフェリーは終了しており1泊せざるを得ませんでした。
マーブルカテドラルを目指す旅人が立ち往生しており、タクシーを数人でチャーターして移動していきました。曜日によるのかもしれませんが、コジャイケ行きのバスはコロナ禍前より減っているようです。
「チレ・チコ」から、「コジャイケ」の移動
「チレ・チコ」から「コジャイケ」は、バス1本でも行けますが7時間程かかる上にかなりの悪路です。一方、フェリーとバスで行くと(「プエルト・イバニェス」で乗り換え)、4時間半と時間を短縮することができます。
フェリーのチケット売り場は、「チレ・チコ」のバスターミナル内にあります。また、以下のQRコードからサイトに飛び時刻表の確認および予約をすることができます。曜日により1本しかフェリーがなく、前日に売り切れることもあるそうです。
なお、フェリーを下船する場所「プエルト・イバニェス」から「コジャイケ」行きのバスは、「チレ・チコ」のバスターミナルで事前に購入します。フェリーの到着を待って、バスが発車する仕組みです。
「コジャイケ」のバスターミナル
コジャイケのバスターミナルは町の西端に位置し、宿が多く集まる街の中心地までは徒歩で20分ほど離れています。次の目的地のバスチケットは到着後すぐに購入した方が無駄がありません。
「コジャイケ」から、「バルマセダ空港」の移動
「コジャイケ」のバスターミナルから「バルマセダ空港」近くまで、この↑バスがあります。空港にバス停はありませんので、空港近くで降ろしてもらい徒歩5分で空港に到着します。チケットは、ターミナルの窓口ではなく、バス運転手から購入します。
上記バスの時間が合わない際は、別途手配が必要です。バスより高くなりますが、バスターミナルでもらったビジネスカード↓を載せておきます。
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みなさん、良い旅を!