カトマンズの空港は、タクシーの客引きや到着する人を待つ人々でごった返し、夜中に到着した時でさえ騒しく感じるほどでした。2023年9月に空港を利用した経験をもとに、ATMキャッシングとタクシーの手配、そしてSIMカード情報をまとめました。
【ネパール】 1ネパールルピー=1.1円(2023年9月時点)
カトマンズ空港でしなければいけないこと
ネパールの空の玄関口となる国際空港は、首都カトマンズの中心地から約6km東に位置しています。正式名称は、トリブバン国際空港(KTM)。深夜に空港に着きましたが、治安が悪い印象はありませんでした。
空港でしなければいけないことは、(1)観光ビザの取得と、(2)滞在先への交通手段の手配。事前に準備し、スムーズにいけば1時間ほどで空港を出ることができます。また、SIMカードの購入も可能です。
(1)空港で観光ビザを取得して、入国する
日本国籍を持った人がネパールに入国するには、滞在期間に関わらず観光ビザが必要です。事前に、日本でビザを取得することも可能なようですが、時間と手間がかかるため、事前にオンラインフォームで申請し、カトマンズの空港でビザを取得する方法がおすすめです。
空港で観光ビザを取得する具体的な方法は、別記事で詳しく紹介しています。
(2)ATMで現金を引き出し、滞在先への交通手段の手配する
ターンテーブルで荷物を受取った後、空港出口に向かう通路にある各サービスカウンターがあります。必要に応じて手続きを済ませます。
空港出口は、上図の右端にあるエスカレーターかエレベーターを降りるとあります。
ATMでネパールルピーを入手する
エレベーターの方まで行くと、プリペイドタクシーのカウンターがあります。その隣にATMがあります。このATMが使えない際は、エスカレーターorエレベーターで下に降りた場所(空港出口の直前)に、他の銀行のATMがあるので安心してください。
プリペイドタクシーで滞在先へ
プリペイドタクシーは、予め設定された金額で空港から目的地までタクシーが利用できます。空港を出てから客引きをしているタクシー運転手と交渉することもできますが、アプリを利用した料金と大して変わらないため、交渉に慣れていない人はプリペイドタクシーで良いと思います。ちなみに、タメル地区から空港に行く際に配車アプリを利用し、650ネパールルピーでした。
空港出口までに、プリペイドタクシーのカウンターは2か所あります。カウンターで行き先を伝え、タクシー料金を支払います。タメル地区は、21時までは900ネパールルピー(1000円)、21時以降は1000ネパールルピー(1100円)。現金支払いのみ。
料金を支払うと、上の写真のピンク色の紙を渡されるので、空港出口あたりに居るタクシー運転手に渡せばOK。紙に行き先が書いてありますが、手元で地図アプリを見ながら場所を確認しておくと安心です。
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【必要な人のみ】SIMカードを入手する
ネパールの2大キャリアは、NTC(ネパールテレコム)とNcell(エヌセル)。荷物を受取った後、すぐの場所に「Ncell」、そして空港出口に向かう通路に「NTC」と「Ncell」のカウンターがあります。私は高速データ通信が利用可能と聞いていた「Ncell」のSIMカードをタメル地区で購入しました。ポカラから行けるアンナプルナ地方のトレッキング中も電波を拾っていました。
到着してすぐにネットが必要な人は空港でSIMカードの購入が必要ですが、空港滞在時間を短くしたい人はタメル地区でSIMカード購入がおすすめです。時間によっては、空港からの移動中に大渋滞に引っかかることも珍しくないため、空港では手短に用事を済ませ、さっさと空港を出た方がいいです。
空港のNcellショップの料金プラン
空港でSIMカードを購入する際、街中で購入する際と料金プランが少し異なります。内容によっては、街中で購入する方が安く済むことも。
配車アプリの利用にネパール番号が必要
カトマンズなど街中の移動にはタクシーが便利です。ただ、毎回流しのタクシーと値段交渉するのは手間なため、現地で使えるUberのような配車アプリ「Pathao」が便利です。このアプリを利用するためにはネパールの電話番号が必要になります。
旅人に人気のeSIMは、入国前に準備でき、現地でSIMカードの購入や設定をしなくていいので便利ですが、配車アプリを利用したい人は、現地でSIMカードの取得が必要です。
まとめ:カトマンズ空港を「1時間」で出ることを目標に
カトマンズ空港でするべきことはイメージできましたか?
今回の記事で紹介したこと
空港でしなければいけないことは、(1)観光ビザの取得と、(2)滞在先への交通手段の手配でした。この記事では、(2)ATMで現金を引き出し、滞在先への交通手段の手配する方法を詳しく紹介しました。
必要な人のみ、空港でSIMカードを入手する方法も紹介しました。空港滞在時間を短くしたい人はタメル地区でSIMカード購入がおすすめです。
事前に必要な準備を行い、入国審査で混雑しなければ、1時間ほどでカトマンズ空港を出ることができます。空港からの移動中に大渋滞に引っかかることを考えると、手短に用事を済ませ、空港を早く出た方がいいです。
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