【2024最新 安く海外航空券を買う方法】注意点あり!2つの簡単ステップで格安航空券を見つける

超円安に加え、2022年に最高値を記録した燃油サーチャージが未だ続き、海外航空券はコロナ禍前よりも非常に高くなっています。

この記事では、2023年に始めた世界一周旅行中に見出した、少しでも安く海外航空券を見つける方法を紹介します。

この記事を読むと
  • より安い海外航空券を見つけることができます
  • 格安航空券を購入する際の注意点を抑えて購入できます
  • さらにお得に、航空券を購入する方法が分かります

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海外航空券を安く購入する5つのポイント

航空券は、一般的に需要と供給のバランスで価格が決まります。購入希望者が少ない(需要が低い)便は、安く航空券を購入できる訳です。

経験上、以下の5つのポイントを踏まえて「航空券比較サイト」などで検索することで、安い海外航空券を見つけてきました。

  1. 出発日が決まり次第、なるべく早く購入する
  2. 早朝便・深夜便を利用する
  3. 直行便ではなく、乗り継ぎ便を利用する
  4. 平日に出発する(週末発着でも、希望日の前後の価格も確認する)
  5. 航空会社は柔軟に選択する(路線により、航空会社の便数が異なります)

とはいえ、上記の条件に合った時に旅行できるとは限りません。そんな時に私が実践している、検索方法を紹介します。

安い海外航空券を見つける2つのステップ

自分の条件に合う格安航空券を探すステップは2つ。

まず、安い航空券を見つけるには、複数のウェブサイトを確認する必要があります。同じ航空券でも、扱うサイトにより、1,000円以上価格が異なることが多いからです。

そして、「航空会社の公式サイト」など自分が安心して利用できるサイトから、海外航空券を購入します。

  1. 自分の条件に合うフライトを見つける
  2. 「航空会社の公式サイト」などから購入する

サイトの特徴を整理

格安海外航空券を見つけるステップの説明の前に、異なるサイトの特徴を紹介します。

  • 航空会社の公式サイト・・・国際・国内線などを運航している会社が運営する、公式サイト。日本の航空会社はJALやANAなど。航空会社から、直接、航空券を購入できる。
  • オンライン旅行会社のサイト・・・航空会社の代理で、航空券をオンラインで販売する旅行代理店が運営するウェブサイト。代理店により価格が異なり、航空券は各サイトで購入できる。ホテルやレンタカーなどの予約もできることが多い。日本の旅行会社サイトは、HISや楽天トラベルなど。
  • 航空券比較サイト・・・世界中にある”航空会社や旅行会社が販売する航空券”の検索・比較に特化したウェブサイト。航空券の購入は、検索結果に出てくるサービス提供先の「オンライン旅行会社」などで基本行う。有名なのはスカイスキャナー。

これらサイトの違いを理解した上で、格安海外航空券を見つけるステップを詳しく説明します。

ステップ1:自分の条件に合うフライトを見つける

後述する4つのウェブサイトを活用して、自分の条件に合う海外航空券を探します。具体的に使うウェブサイトは、「航空券比較サイト」と、比較的安い海外航空券が見つかる「オンライン旅行会社のサイト」です。

サリーナスくん
サリーナスくん

各サイトで見つかる航空券の価格は、同じでは「ない」よ 

複数のサイトで検索・比較し、以下の情報を割り出します。加えて、出発・到着時間や、乗り継ぎ時間なども比較し、自分に最適なフライトを見つけます。

  • どの日程で行くと安いのか
  • どの時間帯・経由便が安いのか(トランジットで1泊がないか要確認)
  • どの航空会社が安いのか(預け荷物など追加料金は要確認)

ステップ2:「航空会社の公式サイト」などから購入する

ステップ1の検索で見つけ出した便を、「航空会社の公式サイト」で検索します。通常、「航空会社の公式サイト」の方が安い or ほぼ同じ価格が出ます。サイトに行くと、航空会社独自のキャンペーンをやっていることがあるので要チェックです。

また、旅行代理店が実施するキャンペーンなどの違いで、「航空会社の公式サイト」より安い航空券が「オンライン旅行会社のサイト」で見つかることもあります。

スカイスキャナーなど「航空券比較サイト」の検索結果に出た提供会社で、聞いたことがない旅行代理店から航空券を購入する際、利用者レビューや口コミなどを十分に確認した上で利用するようにしてください。

私は、「航空会社の公式サイト」の方が少し高くても、万が一のトラブル時に対応が良いので公式サイトから購入することが多いです。

【注意点】荷物の追加料金を考慮し、航空券を購入する

サイトで検索すると、安い航空券として上位に出るのが「LCC(Low Cost Carrier)」と呼ばれる航空会社のチケット。日本だとジェットスターやピーチが有名です。

LCCといえば、機内食やブランケット、荷物など様々なものに追加料金を取ることで有名です。もちろん「預け入れ荷物」は追加対象。特に長距離の航空券は、荷物の追加料金を考慮すると、LCC以外の航空会社の方が安いことが多いです。

荷物の規定を知らずに当日空港に行き、追加で30 USドルを支払ったという旅友がいました。

そのため、「航空券比較サイト」の検索結果で「最安」表示される航空券の金額に加え、預け荷物の追加料金を合計した金額で検討すべきです。

直販の「航空会社の公式サイト」で購入するメリット

  • 「預け入れ荷物」を予定していますか?
  • 「機内持ち込み手荷物」は大き過ぎ/重過ぎませんか?

2024年時点、航空会社の「機内持ち込み手荷物」と「預け入れ荷物」に関する規約がコロナ禍前から変わり、預け荷物が航空券価格に含まれず、追加課金する会社(LCCに限らず)が増えています!また、機内持ち込み荷物のチェックも厳しくなっています。

サリーナスくん
サリーナスくん

久しぶりに海外旅行する人は要注意だよ~

こんな事情もあり、「航空券比較サイト」の安い金額に魅かれ、空港に行ってから後悔しないよう、航空会社の公式サイトで「機内持ち込み手荷物」と「預け入れ荷物」の規定を確認することが重要です!

「航空券比較サイト」より、公式サイトの方が格安で荷物の追加できたり、荷物の重さ・大きさの選択肢が多いこともあります。

【注意点】トランジットで発生する「隠れコスト」

空港のベンチで休む人

格安航空券の特徴として、直行便より経由便の方が圧倒的に多いです。しかも、乗り換え時間が長い飛行機の方が安い傾向にあります。

例えば、夜に到着して、乗り継ぎ便が翌朝という場合は、経由する空港で1泊します。その際、空港のベンチで寝ない限り、ホテル滞在費がかかります。また、そのホテルが空港から遠い際は、その移動費も追加コストになります。

直行便と比べて移動時間がとっても長いルートは、航空券の金額に加え、ホテル滞在費 + 移動費の「隠れコスト」を合計した金額で検討すべきです。

以上の注意点を踏まえ、「ステップ1:自分の条件に合うフライトを見つける」具体的な方法を詳しく説明していきます。

自分の条件に合う航空券が見つかる、4つのウェブサイト

なるべく安く海外航空券を購入するには、コツを抑えて検索し、出発日が決まり次第、なるべく早く購入すること。

安い海外航空券を探す際、こちら4つのウェブサイトの活用がおすすめ

  1. Kiwi.com
  2. スカイスキャナー
  3. Trip.com
  4. エクスペディア

【おすすめサイト1】Kiwi.com

「Kiwi.com」はチェコのオンライン旅行代理店です。このサイトから航空券を購入するのではなく、私は自分の条件に合う航空券を見つける目的で利用します。

経験上、後述する航空券比較サイトで有名な「スカイスキャナー」より、「Kiwi.com」の方が、安いチケットが見つかることが多いからです。

kiwi.com の特徴として、希望の「出発地」・「目的地」・「出発日」を入れる通常の検索方法に加え、ヨーロッパやアジアなど、自分が行きたい最終目的地を含む広域エリアを「目的地」に設定し、最安フライトを探すことが可能。

このkiwi.comの検索結果は、2024年4月のもの

例えば、2023年、アルゼンチン/ブエノスアイレスから、イタリア/ローマまで航空券を探していた際、「スカイスキャナー」で出た最安航空券は、2回乗換えで8.5万円。

そこで、kiwi.comで、「出発地:アルゼンチン/ブエノスアイレス」から、最終目的地のローマを含む「目的地:ヨーロッパ」という広い地域で検索

結果、ブエノスアイレスからスペインのマドリード(1回乗換え)で6.6万円の「アビアンカ航空」の便を発見!ヨーロッパのLCCの航空会社でマドリードからローマ間(1万円)で別途購入する必要がありましたが、より安くローマに行くことができました。いずれの2路線も、航空会社の公式サイトで購入しました。

Kiwi.comで検索することで、アルゼンチンからイタリアの航空券を、1万円ほど安く購入!

【おすすめサイト2】スカイスキャナー

格安航空券を比較・検索といえば「スカイスキャナー」。世界中の航空会社や航空券予約サイトを網羅していると言われています。

上記の「Kiwi.com」の検索結果と異なることが多いので、このサイトでも検索します。スカイスキャナーの裏技として複雑な設定が紹介されていたりしますが、私は難しい設定はやりません。

スカイスキャナーの検索結果より、航空会社の公式サイトの方が安い価格が出ることが多いです。より安い航空券を探している際は、公式サイトも検索しましょう。

特にアジア行きの航空券は、スカイスキャナーの検索結果に出た提供会社の方が、「航空会社の公式サイト」よりも安いことが多いです。口コミなどを含め比較検討した結果、提供先のオンライン旅行会社で購入してもOKと思います。

【おすすめサイト3】Trip.com

私が安い海外航空券を探す際、「Trip.com」でも検索します。Trip.comは、中国資本の大手オンライン旅行会社です。

上述した、アジア行きの航空券で安い航空券を出していることが多いサイトが「Trip.com」

安い航空券はアジアに限りません。私はこれまでに、南米内の航空券をTrip.comで購入したことがあります。ブラジル国内旅行で国内線を何度か利用した際、「航空会社の公式サイト」より、「Trip.com」の方が安く購入できました。

【おすすめサイト4】エクスペディア

「エクスペディア」は、アメリカの大手オンライン旅行会社です。

エクスペディア独自で航空会社と行うキャンペーンにより、航空券を安く購入できることがあるので、こちらも検索します。

また、航空券とホテルをセットで購入すると値引されるなど、キャンペーンも定期的に行っています!

裏技⁉ 特典航空券で燃油サーチャージを「ゼロ」に

アメリカ系航空会社のマイレージプログラムでは、特典航空券利用時に燃油サーチャージが課されないことが多いです。一方、日系航空会社の特典航空券は燃油サーチャージが課されます。

また、デルタ航空やユナイテッド航空などではマイルを購入することができます。

定価でマイルを購入すると割高ですが、定期的に行われるマイル購入キャンペーン時に安くマイルを購入し、特に航空券が高くなる時期に特典航空券を利用することで割安で飛行機に乗ることができます。

【さらにお得に】海外航空券の買い方&海外ホテル予約方法

海外航空券や上記のアメリカ系航空会社のマイルを購入する際や、海外ホテルを予約する際、購入金額の一部がキャッシュバックされる方法があります。

高額な海外航空券の2%が、次回の旅行で使用出来たら嬉しいですよね。詳しくは以下の記事で紹介しています。

海外航空券を少しでも安く買うには、うまくツールを使いこなして、とにかく検索するのみです!この記事が旅費節約のヒントになれば幸いです。

みなさん、良い旅を!

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