ホーチミンの玄関口となるタンソンニャット国際空港で利用できる、ATMやSIMカード購入、また、手ぶらで観光をしたい際に便利な手荷物預かりサービスなどについて、2024年2月に空港を利用した経験をもとに情報をまとめました。
【ベトナム】 1ドン=0.006円(2024年2月時点)
タンソンニャット国際空港とは
ホーチミンの空の玄関口となる空港は、ホーチミン市街中心部から北西約8キロメートルに位置しています。正式名称は、タンソンニャット国際空港(空港コード:SGN)。
深夜に国際線ターミナルに着きましたが、到着便待ちやタクシーの客引きなど人が多く、治安が悪い印象はありませんでした。ただ、建物の中も外も薄暗く、ちょっと不安にさせられる雰囲気でした。
タンソンニャット国際空港には、国内線(ターミナル1)と国際線 (ターミナル2)の2つのターミナルがあります。それぞれのターミナルの規模はあまり大きくないです。
空港でできること
タンソンニャット国際空港から移動前にすることといえば以下の3つ。一つずつ説明します。
- SIMカードを入手する
- ATMで現金を入手する
- 一時的に手荷物を預ける
また、市内中心部への移動手段について、現地の事情に詳しくない人におすすめなのは、(1) Grab(東南アジアのUber)、(2)貸切送迎、そして(3) 路線バス。利用方法が難しくなく、比較的安価に利用できるので安心です。
移動手段を利用する際の注意点など、以下の記事で詳しく紹介しています。
空港に到着後
日付が変わりそうな時間にタンソンニャット国際空港に到着しましたが、写真の通り、入国審査には驚くほど人が並んでいました!
観光目的や滞在日数など一人ずつ質問されるので、30分ほど待ったと思います。
(1)SIMカード販売ブースと(2)ATMの場所
SIMカードは、入国審査をする直前に幾つかブースがあり、購入できます。私はSIMカードを購入していないので詳細は分かりませんが、数社のブースがありました。
また、ATMは同じ場所にあります。上の写真の左奥にATMが見えます。
預け荷物をピックアップした後も、ATMとSIMカードを販売するブースと見ました。また、こちらには両替所もありました。
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(3)空港で一時的に手荷物を預ける
手荷物一時預かりサービスは、「Locker Room」という標識がある場所で受けられます。営業時間は、5:00~24:00。
料金は荷物毎に課金。スーツケースの上に置けるほど小さい荷物であれば、担当者次第で1個の荷物としてカウントしてくれるかもしれません。
10時間までは、1時間ごとに27,000ドン(約165円)。10時間を超える、もしくは1日最大270,000ドン(約1,650円)。現金払いのみ。パスポートを提示し、預ける時間を伝え、料金を支払うと、レシートを渡されます。
レシートが引換券なので、無くさないように注意だよ
手荷物一時預かりサービスの場所
空港の手荷物一時預かりサービスは、「国際線ターミナル」の建物グランドフロア(0階)にあります。上の地図だと、赤色の星印の場所です。国内線ターミナルにはありません。
国際線ターミナルの建物を出て、右に曲がります。建物の右端にあるBurger KINGの手前を右に曲がると、「Locker Room」という標識が見えます。矢印に従い、建物の中に入ってすぐ左手にあります。
国内線を利用する際
ハノイやダナンなどベトナム各都市からホーチミンまで国内線で来た際、「国内線ターミナル」に到着します。国内線ターミナルに手荷物一時預かりサービスはありません。
「国際線ターミナル」に行くには、国内線の建物出口を出て、左側に歩いていきます。5分ほど歩くと、国際線ターミナルの建物が見えてきます。Burger KINGを過ぎ、すぐ左折すると「Locker Room」があります。
まとめ:ホーチミン空港は、コンパクトで導線が分かりやすい
ホーチミン空港で、SIMカード購入やATM、手荷物預かりサービスをスムーズに利用できそうですか?
今回の記事で紹介したこと
国内線(ターミナル1)と国際線 (ターミナル2)のターミナルしかないタンソンニャット国際空港で移動前にすることは、以下の3つでした。サービスを利用する際の注意点も忘れずに。
- SIMカードを入手する
- ATMで現金を入手する
- 一時的に手荷物を預ける
空港のサイズは大き過ぎず、導線はシンプルなので、入国審査で混雑しなければ時間を要することなく出ることができます。みなさん、良い旅を!
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